出張居酒屋をするおじさん(バルするおじさん)BARSANの登場
以前からなん度も打ち合わせや試食会をやってきた結果をお披露目する日
8月最後の土曜日です
搬入は15:30〜
仲間たちは手伝いがいるけど私は完全に一人なので朝から気合を入れて仕込みます
生物だから食中毒になってもらっても困る
この日のためにイメージトレーニングをして迎えた
会場は益田市の体育館
冷房をしっかり効かせてるので大丈夫
皆、徐々にスタンバイをしていきたいけど17:30スタートにはまだまだ時間がある
することがないので色々みて回ったりベンチで座ってたり
自分が地元じゃないので初めて入る体育館だけど学生時代はスポーツをやっていたので思い入れはある
なんだか学生時代を思い出す
小学校の時は体操で浜田市3位をとったこともあるなぁ
あの頃から
「自分はやればできる」
ってどこかで思えるようになってたのかもしれん
そんなことを思いながら仲間を見ているとフレンチのシェフが見当たらない
個室にいるということなので休んでるのかと思い見に行ってみたらもう準備をどんどん始めてます
これは手伝わないと!
お思いすぐに助っ人に入ります
すると司会者の方が個人のお店のアピール言葉はこれで間違い無いでしょうか?と尋ねて来られました
大丈夫ですよと言っている最中
会場にどんどん来場されます
しかも17時すぎだけどかなりの人数
これはもう陳列していかないと間に合わない!!!
と焦って並べ始めます
するとどうでしょう
スタートの合図だったり乾杯だったりを待たずにどんどん食べにやってきます
え?どうなん
まだ始まってないでしょ
と思っていてもどんどんやってきてしまいには列になってます
『おーーーーーーい 待てい』
と思うけどそれどころじゃ無いくらいの殺到
フライングから始まり、、、
それをみてすぐにフレンチのシャフがご夫婦で手伝いに来てくれました
これはありがたい
3倍のスピードで提供できます
それでもまだまだ列になります
作っている最中にライトが暗くなり乾杯が始まりました
そんなことは関係なく『早くくれ』と言わんばかりのお客さん
スマホで灯りをつけながらの仕事
お客さんも気を遣ってライトを照らしてくれます
再度明るくなってからはあっという間に無くなってしまいました
おそらく15〜20分で完売
早すぎです
これは商工会の方が作ってくれた当店の商品説明
旬のイカとみずからで作ったアゴ出汁の酢の物
私以外のお店は地元の牛肉を使ってるから安定して仕入れることができるけど
私は海の状況次第
ギリギリになっての入荷です
これは慌てたぜ
でも総合して問題なくこなせたからホッとしました
参加できてよかった
いい思い出になりました
朝から必死で作りながら一応写真を撮っておいたケンサキイカのバッテラ
これをカットしていくので現場はラップを剥がす作業でした
やっぱり慌てるとダメですね
思いっきりシャリをこぼしてしまった
なのでシャリはぎりぎりに
定休日だけど休みにならず
これはお店が休みだけどその日に入荷したので仕込みの準備です
火曜日までにお願いしたのにまさかの休みに入荷とは
でもやる人は自分しかおらんし
中途半端にやっても傷んでしまう
ここは頑張らんと
期待に応えんと
って一人で呟く
実際に言葉にはせんけど
ちょうちんに灯りをつけたり燻製をやってみたり
今まではちょうちんを照らす感じにしてたけど
なんかしっくり来なかったからちょうちん自体を明るくするようにした
このほうがやっぱり映える
居酒屋にしてるけど今度は違うのをしてみよう
色々試すのが好きな性格してる
いい意味で飽き性
今まで燻製は白身、光り物、いか、サーモンとかやってたけど試しに魚卵を燻製にしてみた
網に引っ付いてボロボロになるぜ
やっぱりそうか
やってみることが大事
そして味見もしてみて想像して
調理が好きだから色々やりたくなるし想像もする
確かに商工会の後のバルサンの飲み会でもやっぱりシェフが集まるから料理の話になってしまうのも否めない
みんな好きなんよね
店員さんに
「益田市で有名なシェフばかりが集まってますね」
って言われました
私のことは知ってたのかは聞いてないけど。。。