酒蔵の杜氏さんが来店された
以前お伝えした飲食店仲間(チームバルサン)の「からから」さん
自分のお店に酒蔵さんがやってくることが多々あります
なんで有名な酒蔵さんが直々に個人のお店にやってくるの?
って不思議に思ってました
それはきちんと聞いておかないと
と思いお店につくなりすぐに理由を聞きます
私「お願いしてきてもらってるんですか?」
からからさん「とんでもないです。そんな恐れ多くてできません。相手側から来たいと言ってくれたんです」
とのこと
それこそすごい!
酒蔵さんが来たいお店って?
なので他の酒蔵さんも同様で定期的に?来てくれてるそうです
お酒作りは冬の間なので今は休みどき
その時期を見て全国を回られているそうです
最初はビールならね生酛のどぶでどぶソーダ
1:1で割ってるのかと思ったら最初はお腹に優しく
どぶ4:ソーダ6
の割合で提供されました
どぶろくと聞いたらまず『甘い』ってイメージがありますが
元祖辛口の通り全然甘くない
すっきりとした大人の辛口カルピスソーダって感じ
まずは酒蔵さんからいただいた酒粕につけたチーズが提供されます
コース料理がお酒を勧める
お酒はカロリーがあります
なので嗜みながらのおつまみ
おつまみっていうくらいだからたくさんは必要ない
けど
結構な量のお料理がいい感じのタイミングでやってきます
全部の写真は撮りませんでした
文字の通りでどれも美味しい
杜氏さんもここの料理がお好きだから来てくれてるそうです
個人的に好きだったのが
豚舌軟骨の香味炒め
軟骨よりも柔らかいけどコリッコリの食感がたまらない
言いにくかったかもしれませんがつい(料理人なので)仕入れ先を聞かせてもらいました
スパイシーに山椒の香りが引き立つ
炒めだけど揚げ焼きに近い感じの仕上がり
隣には料理人のフレンチの先輩がいるだけであとは皆初対面の方ばかり
からからさんご夫婦といつもお世話になってる酒屋さん以外は皆知らない方ばかり
正直全員と話をしてみたかった
どういう経緯で今日この日に皆集まったのか
普段は何をされている人なのか
お酒はどれくらい飲まれるのか
自己紹介をして自分のお店をアピールしたかった
など
ちなみにその日は当店もお店を休んできました
そんな日に限って予約の電話があるんですよね
フレンチの先輩も予約が入ったけど断ったとのこと
貴重な経験になった
最初の先付けです
まず最初から上に見える料理
文字だと
皮蛋
皆読めないのでGoogleの機能を使って翻訳してみた
ピータンなんですね
なんと便利なことか
私の近くは私を入れて6人
移動してみんなと触れ合える広さのお店ではありません
お酒と料理と会話をするだけであっという間にコース料理は終わり最後の質問タイムになります
杜氏さんは昔は全然違う建設関係のお仕事をされていたけどある日本酒に出会ってお仕事を変えたそう
お給料もかなり減ったけどこれに拘ってやっていきたい気持ちが強かったそうです
奥様は燗酒を作るのが上手らしく美味しい熱燗の作り方の説明もしてくれました
仲良いいんですね
最後の集合写真では夫婦で手を繋いでいらっしゃいました
そして夜の10時を過ぎたくらいで杜氏さんとはお別れです
タクシーでホテルへ行かれた後、皆はこれで解散
と思ったら一部以外全員また店内へ戻ります
次の日に予約があった私はその場で帰りました
また残って飲んでいたのならもっとコミュニケーションが取れたかもしれなかった
ちょっと残念な気持ちもあったけど
一人で経営しているのと
娘が卒業するまではあまり調子に乗らないようにしたいのと
いろいろ考えて
そういえば
最近は日本酒全然飲んでなかった
暑いからビールばかり