今年も地物「葉わさび」を仕込む

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農協さんに協力してもらって

JAの島根県農協さんに毎年電話をして入荷をしています

根っこの部分?

「がに芽」って部分がある状態のものを仕入れてます

これは市販で売ってない部位

3kgの仕入れでも段ボールいっぱいになる量です

それを一つ一つ丁寧に洗って

長い部分は手でちぎって

塩をして絡める

温度計で測りながらお湯を沸かして80度になったら火を止めて葉わさびに回し入れます

待つこと15秒

さっとお湯を切ってボウルごと上下に振る

熱いから冷水を入れて冷まし

手で絞ってあらかじめ用意した醤油の出汁に入れて真空します

そして一晩置いたら冷凍庫で保存

こうすると一年持ちます

いつ解凍しても辛味は逃げません

ピリッとしたからみと爽やかなワサビの芳香

地元を愛する

誰かに届けばそれでいい

人間味を大事に

コース料理にて人数が多いときは

ありがたいことに5名様や8名様などの個室を利用がたまにあります

私一人でやってるのでその時は一人ずつのお皿の提供を簡潔にすることにしました

提供にも洗い物にも時間がかかって仕方ない

そして毎回一番最初は先付としておつまみ的なものを出してましたが

今回からは野菜サラダを出すことにしました

っていうのも

血糖値が上がるのを抑えるために野菜から食べたらいい

って聞きますが実際は野菜を食べてから10分くらいは置かないと意味が無いそう

とのことで魚介を使ったサラダで当店のオリジナルを出します

そして今回は「7種の出汁から作ったおでん」

今は冬なのでこれでも結構お腹が膨れそう

提供も一人としてはかなり楽になります

今までの考えが固執してたんだね

季節が暖かくなったらまたその時はその時に何を出すかは考えよう

考えるのは好きだから

そしてお造り

焼き物か煮物を出して

揚げ物を出した

お寿司を出す

毎回忙しいから最初の2枚しか写真が撮れない

必死になると忘れとる

実家で出されたおやつを見て

月に一度は母に会いに実家に帰るようにしてます

もう80歳になるから高齢だし

いつ何が起こるかわからないから思い出は作っておかないとって

自分もそうだけど

いつも一緒に昼ごはんをお店で食べて

買い物があったら連れて行って

家でおしゃべり

その時にコーヒーとおやつを出してくれたのが小魚ミックス

これを見て

ワシ
ワシ

せっかくなら地物の小魚で自分で作ってみちゃろ

ってことでもう作ることにワクワクしとる

想像したらやりたくて仕方ない

失敗してもいい

やって実績を残す生き方をしよう

ってことで仕事の合間を見てやろうと心に決めました

そして母は

少し認知症が入ってるから行くたびに毎回同じことを話します

「それ前も聞いたよ」

なんて言いません

聞いてあげるほうがいい

自分だってそうして欲しい(かも)

実際、母は祖母と話すときは「それさっきも言ったよ」って言ってたけど

同じ対応してもなぁ

って思うからよう言わん

脳が萎縮すると仕方ないんよね

誰だってなりたくてなるわけじゃない

でも

培ってきた今までの爪痕を忘れるのは嫌だなぁ

そんなことばかり考えても何も始まらんから楽しく行きましょう

ツチノコは?

私はツチノコを飼っていません

存在?

心の中にあると信じましょう

もっとふざけて生きましょう

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